3PK

新しいコントロールシステムのテスト結果はまずまずだったよ。
早速MINIのワンメイクレースで使用してみたんだけどなんの違和感も無く使えた。
まあ、先日の6時間耐久レースでも散々使ったからね。
M8と比べて深いストロークのスロットルも慣れたし、ステアリングもM8より大胆に切り込める感じだ。
開幕戦まであと2週間を切ってこれからはF1のセッティングに合わせた使い込みをしていくつもり。

ROUND-15

今シーズンを締めくくる最終戦は残念な結果に終わってしまった。
もちろん僕達は万全の体制でレースに臨んだけれども、路面変化に対応することが出来なかったんだ。
フリー走行でハードタイヤをチョイスして走ったフィーリングでは十分に戦えると信じていたんだけど予選の１ラップ目でなにかが起きている事に気がついた時はすでに手遅れだったよ。
マシンはコントロールできる状態じゃなかった、あらゆるコーナーでラインに乗せることが不可能で全く理解できない状態だった。
バッテリーにも問題があったようで、この時点で僕は予選ノータイムを選択した。
でもこの時タイヤに問題があるとは全く思いも寄らなかった、だって直前のフリー走行では何の問題も無く走れていたんだからね。
Ｃメインでも情況は変わらず、一応Ｂメインへ勝ち上がりはしたけどここではもう何も出来る事はなかった。
レース終了後にソフトタイヤに交換してテスト走行したところ、タイヤ以外のセッティングには大きな問題は無く
ごく普通に走れたんだ！これは一体何が起きたのか？？？
以前にレース直前の走行まで良いフィーリングだったセットが一変してレースで走れなかった経験が一度だけあるのを思い出したよ。それは別のサーキットで特殊なグリップ剤が使用許可されていたグランプリで、いきなり路面状態が変わってしまったんだ。
ＡＲＳではグリップ剤は使われていないんだけど、これと似たような感じだったね。
これも良い経験としてこれからのレースに活かしていきたいと思っている。
そうそう秘密兵器のVOLCANOはレース投入は見送られたんだ、だって１度もテストしていない状態ではリスクが大きすぎるからね、でもテスト走行でのフィーリングはなかなか良かったよ。来期実践投入するかはもう少し様子をみてからになりそうだ。

結局今シーズンの総合成績は１回の優勝を含む43ポイントで７位。
シーズン中盤で４戦欠場しなければならなかった事を考えればそれほど悪くはないと思うよ。
でも僕等の目指すところはもっともっと上！来シーズンもチャレンジャーとして全力で戦いたい。
Ｆ１は来年３月の開幕までオフシーズンに入って一息つきたいところだけど、新しいパッケージの開発テストが新年早々に計画されているんだ。もちろん僕としては大歓迎！じっとしているなんて耐えられない、早く新しいマシンをドライブしたくてウズウズしているよ。

6時間耐久レース

週末に参加した６時間耐久レースで僕等のチームは最高の形でフィニッシュすることが出来た。
チームのみんな、参加した全チームのメンバー、そして主催者のヒゲ店長に感謝したいと思っているよ。

そんな勝利の感動に浸る時間もつかの間、レース終了から１時間後には週末のＦ１最終戦ROUND-15へ向けての最終テスト走行が始まった。
今回は事前に連絡の取れたドライバー達と１時間近く走りこんで、とても有意義なデータを得る事が出来たんだ。
集まった各ドライバーは普段なかなか時間が無くてARSを走る機会が少ないけれど、なかなかの走りを見せていた。
マシンの方は前回の状態からリヤエンドのセッティングを少しだけ変更したんだけど、まずまずの感触だった。
最終戦に向けてテスト終了時間直前にはヨーストポルシェチームのoo4o選手、ジョーダンにスイッチ？のＫ選手とも走りこみを行って手ごたえを掴んだよ。
長かったシーズン最終戦を納得の出来る走りで終えられるように頑張るよ！

ROUND-12

１０月は結構こまめにブログＵＰできたのは自分でもビックリしたよ、それだけいろいろあったってことだね。
さてＲＯＵＮＤ-１２は万全の体制で望んだんだけれども予選は１/１００秒差で惜しくもＰＰを逃し、レースではまたもやパワー感に乏しく我慢の走行で３位(現時点は暫定結果審議中）フィニッシュ。
スタッフ全員の努力を結果に結び付けられなくて残念だ。
でもマシンのセットアップはかなり煮詰まってきた感じで、レース後のフリー走行でパワーの戻ったマシンではとても良いフィーリングが得られんだ、残り３戦も全力で戦うよ。

オフタイム

本当に残念だけどチームの事情によってＡＲＳ－Ｆ１－ＧＰは４戦連続欠場となってしまった。
どうやら今期が最後のシーズンとなるジョーダンチームが絶好調で一花咲かせているようだ。
僕はといえばオフ時間を利用して家族と初めてUSJに行ってきたんだ。
あいにくの小雨だったけどアトラクションはほとんど室内なので問題なく、平日ということもあって比較的空いていて十分に楽しめたよ。
人気のあるアトラクションで一番長い待ち時間でも1時間弱、その他は30分とか、最後の方は15分待ちなんてのもあった。
僕のお勧めはスパイダーマンとターミネーターかな。シュレックも意外性があって面白かった。
写真は違うけど、、、

RACE to WIN

先週末は僕にとって今シーズン最良の日となったことは間違いない。ついにシーズン初優勝を達成する事が出来たんだ。
これまで僕を支えてくれたチームと仲間達、そして最愛の家族に感謝の気持でいっぱいだよ。
今回のレースではいろんな要素があったけど、全てを味方につけて自分としても納得の行く走りが出来た。レースに参加する以上、僕の目標は優勝だし、いつかは達成できると信じて走っていたんだけど、これまでの５戦はなかなか結果が出なくていろいろ考えた事も事実。
今回は前回の第５戦から３週間のインターバルで、その間サーキット走行も無く少し不安もあったけど時間が少ない中、フリー走行でいい感触が得られてセット変更も必要なくフロントタイヤの微調整のみだった。
調子がいい時ってそんな感じだよね、あまり何もしなくても自然といいラップが刻めるんだ。
予選は路面情況の悪い１番手スタートだったけど、ほぼ満足のいくアタックで２番グリッドをゲット。
ポールポジションのナッカー選手とは４/100秒差、フレッシュ電池でパワーのある前半で少しマシンを振り回してタイムロスをしたところがポイントだったね、次回への反省点だよ。

レース内容はダイジェストで紹介されていると思うけど、そこには書かれていないトピックスをひとつ紹介するね。実はレース終盤、ストレートと左コーナー特にオメガあたりでちょっとマシンの安定性が怪しくなっていたんだ。
表向きは平静な顔を装っていたけど、内心ラスト５周はヒヤヒヤものだった。
レース後にマシンをチェックすると左リヤホールのハブ部分にクラックが入り編芯してバイブレーションがひどい状態だったよ。これが壊れていたら僕の初勝利もふいになっていたところだ、本当に最後まで持ってくれてラッキーだった。
今後のレースでは事前チェックをより厳しく行う事がチームのチェックシートに追加されたんだ。



さあこれでひとつの目標が達成できた、でもライバル達も決して立ち止まってはいない。
次戦へむけてまた新たな気持で挑戦するよ。

並んだー、並んだー 赤白黄いろー

前15戦中の1/3にあたる第5戦、ここまでＡメイン入りは果たすものの表彰台に届かない。
今回も自身のミスや、バッテリー管理の失敗などから結局４位。
全てのパッケージが上手く機能しないとトップ３には入れない厳しい戦いだ。
バッテリー管理について、ホントはもっとも気を使わなくてはならないポイントの一つなのに、
実情としては放電も満足にしていない状態、、、
今回は予選を走ったときにイマイチなパワー感だったのだが、やはり決勝でもＢＬ10秒を
切れない状態だった。他チームをみても全体にラップタイムは低めだったので路面情況の
影響もあると思うが、まったく力のないレース展開で情けない。
自分的に唯一の見所は終盤長く４位争いをしていたウイリアムス、Ｋ田選手とのバトルで
後ろから来た２位のＢＡＲナッカ―選手にお互いラインを譲る場面を利用して４位へ浮上した事。
この時は周りが見えて、狙って仕掛けたオーバーテイクが上手くいったので今後に繋げたい。
長いトンネルに出口の光が見えるのはいつなのか！

ROUND-4

残念ながらこの週末は僕にとって最高なものとは言えなかった。
僕のマシンは予選でのカーバランスがあまり良くなくてラップタイムを縮めるのが難しかったんだ。
なんとか全体をまとめてAメインに残ったけど、決勝に向けてあまり期待はできなかった。
その決勝はやはりパワーが感じられず、序盤にTOYOTAのBスズキ選手とクラッシュしてしまい、
タイロッドを破損してしまったよ。でもレースで得られるデータは貴重だからチームは懸命に修理して
再び僕をコースへ戻してくれた。
結果は度外視しして懸命にプッシュしたら、後半はカーバランスが改善されて２位のウイリアムズと
ほぼ互角に走ることができたんだ。レース中のベストラップもまずまずだったようだ。
もちろん僕はレースのポジション争いに影響を与えてはいけないから慎重に走ったんだけど、
途中でパスさせたBスズキとまたもやからんでしまった。
無理をしたつもりは全然無かったんだけど、結果的にBスズキ選手のレースに影響を与えてしまい
僕はレース後にペナルティを受けて失格扱いとなってしまった。
この件については全て僕の責任だからしょうがないと思うし、次回に向けて気持の切り替えはできてるよ。

次はシーズン序盤の最後となる第５戦、次回もレース当日までにテスト走行できる時間が無さそうなのでぶっつけ本番状態になると思うけど、今回掴んだ手ごたえをもとにガンバって上位を目指すよ！

フィーリング

約１週間ぶりのテスト走行。結果は×。
週末のグランプリに向けて新開発のスタートシステムとギアボックスのテストを
行ったんだけど残念ながらフィーリングは改善されなかった。
ラップタイム的にはソコソコなんだけどドライブしにくい印象なんだ。
メカニックたちは必至に問題を解決しようと色々試してくれたんだけど、何か根本的に
方向性が間違っているのかも知れない。
もっとドライビングスタイルを合わせる必用があるのかもしれないね。
ARS-F1-GP Round2に向けて今から改善できる項目は少なく、これまでの延長線で
ベストを尽くすしか無さそうだね。
でもやるからには表彰台を目指して精一杯頑張るつもりさ！

初RedBull

国内ではごく一部でしか販売されていないRedBull
先日のMIA-GPでRedBullチームがクーラーBOXいっぱいに持ち込んでいたんだ。
うわさのスポーツドリンクだから早速僕らも試してみたよ。
効き目は抜群？なにしろこれを一緒に飲んだTAKATAのbetaさん、
マクラーレンのZealさん、そしてこの僕と皆がそろって予選上位に入り
Ａメインに出場したんだよ！
これからのグランプリではRedBullを飲むドライバーが増えるかもね！
あ、もちろんＢ・Ａ・ＲチームはＨ２Ｏを飲んでたよ！